息子に詫びた日
今日は北海道でのアロマヘルパー
実技講座でした。
実技の前には全5回のズームで
いろんな思いを話すからなのか
初めてリアルでお会いする参加者さんたちから
こんな話をここでしてくれるんだ...
と,思うような家庭のことを
聞かせてくれることがよくあります。
自己紹介の席で
「なんでも思いついた事を聞かせて下さい」
と,言ったからか,その方はこんな話を始めた
「我が家の息子は、学生の頃
夫の財布からお金を盗んだのです。
夫が誕生日のケーキを買おうとしていたお金で
とても,がっかりして珍しく
夫は息子をしかりました。
息子のしでかしたとんでもないことを
私たちは許すことはできないのです...」
その話を聞いて,そこにいた参加者が
「わたしも,在るよ,そんな経験」
口々に,自分も親の財布から
お金を抜いた話をし始めた。
息子がとんでもないことをしたと
話してくれたその方は目を丸くした。
息子さんに話してあげて下さい。
「あんたは,素晴らしいよ。
今度は母の財布からお金を盗んでおくれ
母は、沢山たくさん稼いで
財布にいっぱいお金を入れて
おけるようにするから
あんたが必要な時に
いつでも沢山お金を使えるために
それが母の夢だからさ
父の財布からお金を抜いたあんたは
素晴らしいんだってさ!」
息子さんはその話を聞いて
なんと言ってましたか?
と聞くと
「はぁ!なにそれ?」と言って
なんだか嬉しそうに笑ったそうです。
そっか、きっといつか
母と父に仕送りをできる自分になりたい
そう思ったに違いない
太陽みたいな
みんなを照らす人になる
きっと...